こんな時はご相談ください!
・誰かに話を聴いてほしい
・不安で仕方ない
・食事や身の回りのことがうまくできない
・薬を飲むのを忘れてしまう
・外出する気になれない
それぞれにいろいろな悩みがあります
訪問看護ステーション聲は
西宮市内を中心に精神疾患に特化した訪問看護を提供していきます
「ドキドキ・わくわく・防災体験
知ろう!使おう!学ぼう!」
12月中頃、今年度の聲の全体研修を開催しました。今年のテーマは「BCP(業務継続計画)に関連させた実地研修」です。BCPとは、感染症や大地震などの災害が発生した場合でも、業務が継続できる、もしくは速やかに再開するための計画です。2024年度の診療報酬改定から、訪問看護ステーションも立案・運用することが義務付けられました。
(写真解説①)スタッフそれぞれが今できる災害時の服装で臨む。
今回の研修では、災害時に使用するためにそろえた防災グッズを体験利用することや、スタッフそれぞれが日ごろ意識している防災対策を共有することを目的に実施しました。よりリアリティを感じるために、場所は市内にある「社家郷山キャンプ場」をお借りしました。当日の朝は小雨模様でしたが、開始時には天候が回復し、風もほとんどない中で実施することができました。しかし、山中ということもあり市街地よりは気温が低く、それぞれ防寒グッズを活用しながら取り組みました。(写真解説②)聲にある防災グッズ!ボックスは簡易トイレ
炊き出し(豚汁づくり)にもチャレンジ!(※キャンプ場のため火おこしや調理器具は少し拝借しました)。炊き出しの準備と並行しながら、全員で防災グッズの体験利用を行いました!
(写真解説③)簡易トイレの組み立て!ビニールを被せるだけで使用可能。排泄後に専用の凝固剤を入れればそのままポイ!
スタッフそれぞれの感想も掲載します
<スタッフT①>
防災グッズを実際に使用して初めて分かることが多かったです。朝から夕方までの長丁場でしたが、真剣な場面や笑いの場面など充実した研修でした。他方で、屋外で長く過ごすだけでも「こんなに疲れるんだぁ」を感じる体験でもありました。今後も学習と体験を重ね、災害時にも対応できる事業所・看護師を目指していきます!
(写真解説④)簡易トイレに座っています。排泄時に顔以外を覆い隠せるようレインコートを応用。
<スタッフY>
さまざまな防災体験や、スタッフの個別性あふれる災害との向き合い方を学べ面白かったです。心細いときは、安心できる環境や人の確保も大切だろうなぁと思いました。
(写真解説⑤)寝袋体験。お手伝いしてもらっていますが、一人でも簡単に使用できます!
<スタッフM①>
災害時に備えた方が良いものを、体験を通じで考えることができました!
<スタッフM②>
実際に発電機や簡易トイレを体験してみてどの程度使えるのかがわかり、防災への意識・関心が高まりました。
(写真解説⑥)発電機の始動体験。発電機は訪問看護ステーションネットワーク西宮さんよりお借りしました♪
<スタッフF>
災害などの有事はやはり経験してきたことを駆使してなんとかその場を乗り越えることが必要になる。だからこそ、スタッフみんなの体験や備えが聞けたことはいい機会で、自身の備えの参考にしたいと思いました。一方で、バッテリー類が寒い場所だとあまり機能しないことがわかり、充電をどうするのか?は悩ましい課題だと思いました。
(写真解説⑦)炊き出しの豚汁と、(右のお皿は)アルファ化米!思っていたより美味しく食べられました!
<スタッフT②>
防災用品を実際に知って、使って、学んで、体験を語り合って、ドキドキとわくわくが体験できる1日でした。防災用品は便利な物がたくさんありますが、正しい使い方を知らなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。本日の研修をきっかけに、防災対策を進めていく力を高めていきたいと思いました。
ご本人とご家族をまるごと支援♪vol.2
以前にもご紹介した…
「メリデン版訪問家族支援」(以下:メリデン)
聲では変わらず実施させていただいており、先日あるご家族の支援が修了しました。
ご本人からは、「(メリデンを)始めるまでは家族の中で聞き役が多かった。けれど、この会ではしっかり自分の意見を話すことができた!」とご感想をいただき、ご家族からは「今までなら本人が症状のことを話すと、そこで話が終わっていた。けれど、今はそういうことも少しずつわかるようになり、話しを聞こうと思えるようになった。また、メリデンを通して少し先(家族の未来)のこともみえるようになり、選択肢がぼんやり見えてきたのがありがたい」とご感想をちょうだいしました。
(以前にも掲載しておりますが)主には、①家族間のコミュニケーションが円滑になること、②家族全員の力で課題の解決や目標の達成ができるようになることを、プログラムを通してサポートしていきます。
(詳しくは、ジャパンファミリーワークプロジェクトのホームページをご覧いただければと思います! (https://meridenjapan.jimdo.com/ )
聲は「家族支援」を理念に掲げています。ご本人だけではなく、ご家族にも健康で自分らしい生活を送っていただけるようサポートしていきたいと思っております。 ご関心のある方は、まずご相談ください。 スタッフT
★ 聲のなかま(新しいスタッフ)が増えました! スタッフ写真をご覧ください♪
2023年度
聲全体研修
第2弾
上半期に開催した「ストレングスモデルを求めて」に次いで、下半期は「ハートフル大学聲看護学科の講師陣による勉強会」をテーマ(設定)に研修会を開催しました。
(写真は研修会場!)
テーマのとおり、聲の各スタッフが日々の自己研鑽とこれまで培ってきた経験をお披露目するという『相互研鑽』がコンセプトです!
(写真は開会の挨拶をするA副学長)
※架空の大学・講師です!
(大学という設定ですのでww)1限目と2限目はN教授による「精神分析と看護」、お昼休憩を挟んで3限目はA教授による「精神構造モデル」、4限目はY教授による「循環動態を学ぶ-心不全・呼吸不全-」という授業スケジュールでした。
(写真は熱弁中のN教授)
※架空の大学・講師です!
自然に囲まれた研修施設で、新鮮な空気、おいしい食事、そして利用者さんへの支援に役立つ濃厚な学びを得ることができ、とても充実した研修会となりました!
(写真はY教授と学生)
※架空の大学・講師です!
市民まつりに参加!!
こんにちは👩🌞
10月28日(土)に開催された「第48回にしのみや市民祭り」に「聲」も参加
させていただきました。
私たちが参加した『訪問看護ステーションネットワーク』のブースでは、
健康クイズや血圧測定(健康相談など)を行いました。
「ちょっと血圧を測ってみたくて」
と立ち寄って頂いたり、
「訪問看護って何をしてるの?」と
お声をかけて下さる方もいて
とても嬉しかったです!
からだに関することだけではなく、「こころ」に関する悩みを多くの方が持っていることや、「訪問看護」への疑問、関心のある方がたくさんいらっしゃることを改めて感じました。
訪問看護のことをもっと知ってもらい、必要な方へ「聲」の支援が繋がっていけるよう、今後もこうした機会を大切にしていきたいと思います。
ご来訪してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
スタッフT
新しいスタッフが増えました♪
詳しくは似顔絵をご覧ください♬
ストレングスモデルを求めて…
~in ACT-K事務所(京都)~
9月の末、聲の事業所全体研修として「ストレングスモデル」の研修会に参加してきました。主催は、ストレングスモデルの活用を広めるべく積極的に活動をされている「笑抱の会」の皆さまで、聲のスタッフFもその一員です。
今回のKOEBLOでは、参加したスタッフそれぞれの感想をご紹介します!
<スタッフM>事例検討を通して、聲メンバー間でも認識している情報の違いがあり、スタッフの多様性に気づく機会となりました。われわれ看護師の多様性は、利用者さんの多様性を引き出す上で大切な要素だと感じました。
<スタッフT①>事例検討会では、「おぉ!そういう視点もあるのか」と目から鱗な発見ばかりでした。議論の中心は問題だらけの病気の人ではなく、“長所(強み)を沢山もったその方”でした。
<スタッフY>自分ひとりだけで考えるストレングスだけではなく、たくさんの人が考えるストレングスを知ることが自身の見方を変えるよい機会だと思いました。
<スタッフT②>昨今、“ストレングス”という言葉だけが一人歩きし、問題やウィークポイントをチャームポイントにリフレーミングするだけの使われ方を目にすることが多かったため、安易に使用したくないモデルでしたが、きちんと活用されている方々と学ぶことによって、奥深いモデルだと改めて感じました。
<スタッフT③>アスピレーションは意識化、言語化されにくいからこそ、日ごろからその人の行動・癖、ワードチョイスなど、1つ1つの表出をより丁寧に拾っていきたいと感じました。「夢や希望を語る時には安心感が大事。だからこそまずは信頼関係を築くこと」という(主催者の)言葉も印象的でした。
西宮家族会で講演をしてきました。
7月某日、西宮家族会の総会が数年ぶりに対面で実施されました。その貴重な総会後のお時間をいただき、「こころが育てば人とつながる力も回復する~訪問看護師がやっていること考えていること~」というテーマでお話をしてきました。
こちらのお話を聞いてもらうよりも、ご家族のお話を伺いたいなと思いながら、一時間強お話しさせていただきました。
訪問看護が訪問の中で取り組んでいることは、ご本人の「セルフケア」の力の底上げです。これは家族ではない第三者が向き合うことのほうがスムーズにいくことが多いです。家族だけで抱えず、第三者がご本人に関わり、一緒に成長していくことを見守るようにしていただけたら、家族の本来の機能が取り戻せるのではないかと思っています。
困っているご家族が少しでも、訪問看護も頼ってみよう、病院の看護も頼ってみよう、と思えたらと思います。 スタッフF
ご本人とご家族をまるごと支援♪
「メリデン版訪問家族支援」ってご存知でしょうか?
イギリスで生まれた家族支援技術で、イギリスを中心に世界で最も普及している訪問家族支援のひとつです。
日本にも少しずつ普及してきており、私たち聲のスタッフも「メリデン版訪問家族支援」の研修を受け、本人を含んだ家族全体に支援できる体制を整えてきております!
既に聲の利用者さんにも実施させていただき、「このような支援は必要だと思った!」というご感想をいただきました。主には、①家族間のコミュニケーションが円滑になること、②家族全員の力で課題の解決や目標の達成ができるようになることを、プログラムを通してサポートしていきます。
(詳しくは、ジャパンファミリーワークプロジェクトのホームページをご覧いただければと思います! (https://meridenjapan.jimdo.com/ )
聲は「家族支援」を理念に掲げています。ご本人だけではなく、ご家族にも健康で自分らしい生活を送っていただけるようサポートしていきたいと思っております。
ご関心のある方は、まずご相談ください。
スタッフT
聲の出張勉強会!
私たち訪問看護にとって、利用者様が安全安心にお食事ができる状態・環境づくりは重要な役割です。
また、訪問介護(ヘルパー)の方々にとっても、利用者様の安全安心な食事環境づくりは重要な役割です。
そこで・・・
日頃利用者様のお食事の見守ってくださっている訪問介護事業所の方々と連携を図り、誤嚥対策および誤嚥時対応について勉強会をさせていただきました。
勉強会はもちろんですが、お電話やお手紙での連携とは異なり、顔が見える関係はとても重要だと感じる会でした。
関係事業所の方々、いつも優しくお食事の見守りをしてくださりありがとうございます。
スタッフ Y
腹部突き上げ法という、気道異物除去の手技を実演中
2023年も“初志貫徹”
2023年になりました。
本年も利用者さんとそのご家族に、関係支援者の方々と協力しながら、精いっぱい関わっていきたいと思っております。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
また本年4月で、聲は設立5年目に突入いたします。
聲の仲間(スタッフ)も開所当初は3名でしたが、今では6名になりました。
聲の理念に共感し、同じ志をもった仲間が増えることは大変嬉しいことです。
今後も、初志を忘れず、より良い支援を提供していければと思います。
新しい仲間(スタッフ)が加わりました!
スタッフ紹介をご覧ください☆
スタッフT
尾瀬ヶ原の湿原
ニッコウキスゲのお花畑
夏休みを使って、登山に行ってきました。
今年は山小屋の予約が取れたので、 泊りでないと行けない山を目指しました。
尾瀬国立公園にある、百名山の至仏山に アタックしました。
山小屋に泊まり、広大な尾瀬ヶ原の湿原の自然も堪能してきました。
マイナスイオンもたっぷり吸収してきたので、日々の訪問がんばっていきたいと 思います♪ スタッフF
尾瀬ヶ原からみた
燧ケ岳
身心一如
~瞑想体験in京都~
さかのぼること昨年の10月…スタッフ全員で『瞑想』の研修に参加してきました!
瞑想法は、医療のみならずスポーツ選手や企業の研修にも取り入れられている『マインドフルネス』の源流にあたり、私たちの看護実践場面でも活用する機会があります。
開催場所は京都嵐山の天龍寺!のどかな環境に加え集中力が高まっているため、鳥のさえずりや風の音がいつも以上に聞こえました。
普段は忙しさや考え事で、心地よい音やにおいや景色を感じ取る機能が低下していることを痛感し、”今、ここに”集中することの大切さを学びました。
『瞑想』研修の後は、天龍寺の境内を散歩しました。
この時期はまん延防止等重点措置が解除されていたため、観光客が少し多かったですが、ソーシャルディスタンスを十分にとれる広さでした。
コロナの影響でスタッフ間の親睦会も全くできていなかったため、とても良い研修会となりました!
写真:曹源池庭園の立派な松
ホームページが作成されてから半年以上が経過しました。
なかなか着手できずにいたブログを、ようやく始動いたします!
更新はかなり不定期になるかもしれませんが、続けていきたいと思っています!
多くの方に見ていただき、知っていただければ幸いです☆
写真:暇があれば山(登山)に行ってしまうスタッフが撮影
理念 |
一人ひとりの「聲」を丁寧にひろい集め、言葉にしていき、
自分自身のリカバリーストーリーを歩んでいけるように、
たくさんの「聲」を紡ぎ、繋げ、広げていきます。
調子が悪くても”人生の危機”として捉え、
出来る限り自分自身の居場所で乗り越えることを支援します。
本人だけではなくご家族もケアの対象者として位置づけ、
本人とご家族の”自分らしく生きる”を支えます。
精神医療システム(訪問看護)の枠内だけで生活の安定を目指すのではなく、
その人が夢や希望を持ち、色んな可能性にチャレンジしていく事を支え、
その人自身の力で人生を歩んでいけるよう支援します。
訪問看護の利用には主治医の訪問看護指示書が必要となります。そのため、まずはかかりつけ医へご相談ください。
その後、訪問看護師(聲)との面談の日程を決めさせていただきます。
ご不明な点は当ステーションにお気軽にお問い合わせください!
訪問看護のご説明をさせていただきます。
利用者様が困っていることや訪問看護で何をしてほしいかをお伺いしてケアの目標を立てます。
ご利用回数やご希望の日時を相談し訪問開始日を決定します。
※現在、自立支援医療(通院精神)をご利用の方はお知らせください。
※自立支援医療(通院精神)の適用で訪問看護療養費の1割負担または所得により決定された自己負担上限は区内でのご負担になります。
□看護スタッフ募集中□
私たちと一緒に訪問看護をしてくださる看護スタッフを募集しています!
教育面も充実しておりますので、精神科訪問看護の経験の有無にかかわらずご応募ください☆
※専門看護師(精神看護)も在籍しています!!
お手数ですが給与など詳細はeナースセンターをご参照いただくか、
お問い合わせを随時受け付けておりますので、以下からお気軽にご連絡ください。
TEL:0798-78-2778
もしくは
★スタッフ一同心よりお待ちしております。(^^)
特定非営利活動法人 ハートフル
訪問看護ステーション 聲
〒662-0866
兵庫県西宮市柳本町8-15 2F
阪神/阪急バス「市民運動場前」から徒歩3分程度
Mail koe@npo-heartful.org
営業日 下記休業日を除く毎日
営業時間 午前9時から午後5時
休業日 土曜日、日曜日、祝日、年末年始